「まなぽーとde生放送」の講座で目指すもの

板橋区成増にある中高生のための施設「まなぽーと成増」は、学校以外で中高生が仲間づくりができる場所として、2016年10月に誕生しました。建物自体は、以前からあって「成増社会教育会館」として運営されていました。

その時は、高齢者の方のサークル活動の場として活用されていて、中高生が立ち寄ることはあまり、ありませんでした。
そんな背景もあり、まなぽーと成増で中高生対象のワークショップや講座を開いて、若者が自由に使える場所があることを、知ってもらおう!という動きが起こります。
「まなぽーとde生放送」は、その中の1つの講座になります。

中高生は、動画をみたり、友だちとSNSで近況を報告したりと普段からインターネットに接する機会も時間も多く、彼らの生活の一部になっています。

そのインターネットを使って、自分から不特定多数の人に向けて情報を発信してみようというのが「まなぽーとde生放送」です。

この講座を通して感じてもらいたい事が3つあります。

1つは、「情報を受け取る側から発信する側に立ってみる」
いつも自分が見ている動画やブログを作っている側の立場に立つことできっと、今まで感じていないことに気付くハズです。

2つは、「人に向かって自分のことを伝える ”恥ずかしさ” を感じて欲しい」
タレントや役者、お笑い芸人など人の前に立って表現を行う人がどれだけのことを感じているのかを実際に感じてもらいたいのです。

そして3つ目は、「自分の発言に責任があることを知る」
自分が発言することに、それを耳にした人が反応すること、そして発信した自分にも影響がおこることを体感してもらうことで、インターネットの向こう側には、自分と同じ人間がつながっているということを感じる機会にしてもらいたいのです。

と、大げさなことを言っていますが、まずは「やってみよう!」それから「考えてみよう!」というものです。

自分の好きなことや、気になっていることを話してみる…そこから始めましょう。

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